一つ一つの飾りには…

「雛のつるし飾り」にはたくさんの種類の飾りがあります。
その一つ一つに娘の健やかな成長を願って、具体的な願い事が込められています。
飾りによってどんな意味があるのか知っていると、より可愛らしく見えてきますよね🎵
今週は少しずつですが、飾りの意味を紹介していきたいと思いますので、ぜひお気に入りの飾りを見つけてみて下さいね~\(^^)/
(写真協力:絹の会)
【桃】
稲取の雛のつるし飾りで代表的な形の一つ。邪気・悪霊を退治し、延命長寿の意味がある。また、早く花が咲き、植えやすく実が多いので多産を象徴する。
【猿】
厄が去る(さる)。難が去る(さる)。手足を広げている形と、丸めている形がある。親猿の背に子猿がくっついている形も可愛らしい。
【ほおずき】
女性のお守りとされている。また、婦人病(安産、月経不順、母乳不足)の薬効でもある。
【三番叟】
能で祝い事につきもの。稲取の夏祭りには子ども三番叟が舞われる。子ども達は「神の子」と称され、出演後は健康になるといわれた。
〈RM〉